山学(やまなび)
- web58903
- 2024年12月9日
- 読了時間: 3分
更新日:4月16日

団体概要
岐阜県本巣市北部の中山間地を拠点に、山あいで生まれ育つ子どもたちにスポットライトを当てる取り組みをしています。自宅と学校以外の学びの場を提供する学習支援「寺子屋シアン」、子どもたちや保護者らが交流できる地域食堂「コボちゃん食堂」、山間部の豊かな環境を楽しむ自然体験「ヤマナビキャンプ」の3つが活動の柱です。
めざしていること・目的・想いなど
過疎化が進む山あいで生まれ育つ子どもたちが「ここで生まれてよかった」と感じられる、そんな環境をめざして活動しています。当地は、小学校の全校児童32人(2024年度)という小規模校区です。自宅と学校以外の学び場・居場所となる学習塾、駄菓子屋、整備された公園などがありません。この地で生きる子たちが地域のよさを感じながら育つことで、次世代に地域の活力をつないでいくことをめざしています。
主な活動
◎学習支援「寺子屋シアン」
地域の小中高校生を対象に、ローカル線・無人駅の旧駅長室で学習支援の場を開いています。週3回・17:00~20:00に旧駅長室を開放しており、年間で約140回開講しています。子どもたちは持ち込んだ学校教材や寺子屋で用意したワークに個別に取り組みます。社会人や大学生の支援員がわからない問題をサポートしたり、進路に関する相談に乗ったりしています。
◎地域食堂「コボちゃん食堂」
月1回程度、子どもたちと保護者らが集まってランチをとる地域食堂を開いています。地域のお母さんたちが中心のボランティアスタッフが調理を担い、ランチ後はボードゲームやトランプで遊べる居場所も用意しています。山あいのこの地では「友だちの家が遠くて気軽に遊べない」という悩みを持つ子がいます。孤食を防ぎ、みんなで楽しく過ごせる場となることをめざしています。
◎自然体験「ヤマナビキャンプ」
岐阜県本巣市北部の豊かな環境を楽しんでもらう自然体験キャンプを開いています。2024年夏休みには、小中学生を対象に本巣市根尾地域を拠点に1泊2日の日程でキャンプをしました。川遊びや昆虫採集、登山などのアクティビティを用意し、子どもたちが自然を通じて学びと成長を得られる機会を提供しています。
所在地・活動場所
所在地 岐阜県本巣市神海 樽見鉄道・神海駅
活動場所 樽見鉄道神海駅・旧駅長室(寺子屋シアン)
本巣市外山基幹集落センター(コボちゃん食堂)
本巣市外山地域・根尾地域(ヤマナビキャンプ)
お問合せ先
090-5865-3049
代表者名
代表理事 河合達郎
活動の様子がわかるSNSなど
ホームページ https://yamanabi.jp


